エンジニアは転職エージェントに何社登録する?職種別の2社の組み合わせと併用の注意

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1社目の転職エージェントに登録したものの、届く求人が自分の職種とずれていて、2社目を足すか、足すならどこにするかで手が止まっている。エンジニアの職種ごとに「1社目+2社目」の組み合わせを表にしたので、登録する数と相手を決めてから動けます。
この記事の結論
- 当サイトのすすめは、性格の違う2社です。1社は職種に合う特化型(IT 特化・社内SE 特化・コンサル特化)、もう1社は特化型の別の型か総合型にします。
- エージェント各社の公式ガイドも「まず2~3社」(リクルートエージェント)、「まずは2社〜3社程度に登録し、最終的には1〜2社にしぼる」(マイナビ転職エージェント)と書いています。
- 併用すると、連絡と日程調整が増えます。いちばん避けたいのは、同じ会社に別のエージェントから応募してしまうことです。応募先は自分で1つの表にまとめます(管理表)。
- 2社目を足すのは、1社目から届く求人が職種・地域・働き方に合わないときです。数を増やすより、型を替えるほうが求人の重なりが少なくなる、というのが当サイトの考えです。
目次(8項目)
各社の対象・サービス内容・ガイドの記載は、2026年10月26日に各社の公式サイトで確かめたものです。組み合わせ方は当サイトの考えで、各社がすすめている組み合わせではありません。
エンジニアは、転職エージェントに何社登録すればよい?
当サイトは2社から始めることをすすめています。1社だけだと、その会社の手持ちの求人の範囲でしか比べられません。3社以上にすると、面談と連絡の対応がそのぶん増えます。
エージェント各社が自社の転職ガイドに書いている目安は、次のとおりです。いずれもエージェント自身が書いたもので、登録してもらう側の会社の記載であることは知っておいてください。
| 書いている会社(ページ) | 何社の目安か(公式ガイドの記載) |
|---|---|
| リクルートエージェント(複数利用のデメリットの記事) | 「まず2~3社に絞って申し込みましょう」。余裕があれば「1社ずつ転職エージェントを増やすようにするのがおすすめ」 |
| マイナビ転職エージェント(掛け持ちの記事) | 「まずは2社〜3社程度に登録し、最終的には1〜2社にしぼるのがおすすめ」 |
| doda(複数登録の記事) | 「実際に2〜3社を併用する方も少なくありません」。1社だけの利用にも触れたうえで、各社で得意な業界やサポート体制が違うと説明 |
3社とも「2〜3社」を書いていますが、エンジニアの場合は、数よりも「どの型を組み合わせるか」で届く求人が変わります。総合型を2社にしても、IT 職の求人の探し方は似たものになりやすいためです(当サイトの見方)。型の違いは、総合型と IT 特化型の違いにまとめています。
職種別に、1社目と2社目はどう組み合わせる?
下の表は、職種と状況ごとの組み合わせです。左から順に読み、自分の行を1つ選んでください。組み合わせは当サイトの考えで、例に挙げたサービスは型を説明するためのものです。おすすめの順位ではなく、当サイトの報酬の有無でも選んでいません。
| 職種・状況 | 1社目(型と例) | 2社目(型と例) | この組み合わせにする理由(当サイトの考え) |
|---|---|---|---|
| Web 系・業務系の開発を続けたい | IT 特化型(TechGo など) | 総合型(リクルートエージェントなど) | 技術の話が通じる窓口を1つ持ち、総合型で業界の幅を足す |
| インフラ・クラウドを続けたい | IT 特化型(TechGo など) | 別の会社の IT 特化型(マイナビ転職 IT AGENT など) | 職種の名前が会社ごとに違うので、IT 特化を2つにして求人の見え方を比べる |
| 行き先を社内SE に決めている | 社内SE 特化型(社内SE転職ナビ) | IT 特化型 | 社内SE に絞った求人と、IT 職全体の中の社内SE の求人を両方見る |
| 社内SE か自社開発かで迷っている | IT 特化型 | 社内SE 特化型 | 先に IT 職の中で比べ、社内SE に傾いたら社内SE 特化で深く見る |
| SE の経験から IT コンサルを考えている | コンサル特化型(MyVision など) | IT 特化型 | コンサルの選考が合わなかったときに、エンジニアのまま移る道を残す |
| メーカーの組込み・制御などの技術職 | 製造業に絞った型(メーカーズジョブなど) | IT 特化型か総合型 | メーカー内の技術職と、IT 職の両方で経験の評価を比べる |
| IT 以外の職種も考えている・地方で探す | 総合型 | IT 特化型か、地域の求人を扱うハローワーク | 職種と地域の幅を先に広げる |
例に挙げたサービスについて、公式サイトに書かれていることは次のとおりです(2026年10月26日に確認)。
| サービス | 型 | 公式サイトの記載 | 求職者の費用(公式) |
|---|---|---|---|
| TechGo | IT 特化 | 「ITエンジニア専門の転職エージェント」。インフラ・SE・社内SE・PM・AI エンジニアなどの職種が並ぶ | 「完全無料」 |
| 社内SE転職ナビ | 社内SE 特化 | 「社内SEに特化したキャリア支援サービス」。開発・インフラ系のエンジニア、社内SE、IT コンサルタントなど幅広い職種の経験者が登録していると説明 | 登録から入社決定まで「すべてのサービスは無料」 |
| マイナビ転職 IT AGENT | IT 特化 | 「IT・Webエンジニアの転職を熟知している」と案内。「IT職種の求人だけでなく、多職種の可能性もご提案することができます」としている | 「すべての転職支援サービスが無料」 |
| MyVision | コンサル特化 | 「コンサル特化の転職支援」。「未経験OKの非公開求人」の紹介があると案内 | 「すべてのサポートを無料」 |
| リクルートエージェント | 総合型 | 「特定の職種や業種に限らず」求人を用意していると案内 | 「一切料金を頂いておりません」 |
メーカーズジョブは、株式会社MyVision の会社概要のページに「製造業界の転職ならメーカーズジョブ」として載っています。当サイトはメーカーズジョブの公式サイトを今回確かめられていないため、運営会社・対象・費用はこの表に載せていません。
2社目は、運営会社も見て選ぶ
TechGo の公式サイトの下の欄には、運営会社として「株式会社MyVision」と書かれています。コンサル転職の MyVision と同じ会社です。株式会社MyVision の会社概要のページにも、ほかのサービスとして「ITエンジニア転職ならテックゴー」と「製造業界の転職ならメーカーズジョブ」が並んでいます。表の「コンサル特化+IT 特化」で MyVision と TechGo を選ぶと、運営会社は同じになります。
同じ会社のサービスどうしで求人がどのくらい重なるかは、公式サイトに書かれていません。求人の幅を広げるのが2社目の目的なら、運営会社の違うサービスを1つ入れるのが当サイトの考えです。運営会社は、各社の公式サイトの会社概要か、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で許可番号から確かめられます(エンジニアが転職エージェントを意味ないと感じるときの記事に手順があります)。
何社も登録すると、何が起きる?
連絡と日程調整が増え、同じ会社に二重に応募してしまうおそれが出ます。各社のガイドに書かれていることと、防ぎ方を並べました。防ぎ方は当サイトのすすめです。
| 起きること | 公式ガイドの記載 | 防ぎ方(当サイトのすすめ) |
|---|---|---|
| 連絡と面談が増える | 「連絡の確認作業にかける時間も増えます」(マイナビ転職エージェント)、「連絡や面談の負担が増えやすい」(doda) | 連絡の手段と時間帯(例: メールで、平日の夜に返信)を最初の面談で伝える |
| 選考の日程を自分で調整する | 「各社で発生する選考の日程調整は自身で行わなければなりません」。管理がおろそかになるとダブルブッキングが起きやすい(リクルートエージェント) | 面接の日程は1つの予定表にまとめ、エージェントごとに分けない |
| 内定の時期がそろわない | 1社だけの利用なら担当者が内定時期を調整してくれるが、複数利用すると自分で内定が出る時期を揃えなければならない(リクルートエージェント) | 応募の時期をおおむね同じ週にそろえ、各社に他社の選考の進み具合を伝える |
| 同じ会社に別のルートで応募してしまう | 「異なる転職エージェントから同じ企業に応募することはトラブルの元」(リクルートエージェント)。企業の採用担当者に「応募管理ができていない」という印象を与えるおそれ(マイナビ転職エージェント)。求人の書き方が違うと同じ求人だと気づきにくい(doda) | 応募の前に、管理表で会社名を検索してから返事をする |
併用していることは、担当者に伝える?
伝えてかまいません。リクルートエージェントのガイドは「転職エージェントを併用していることを隠さずに伝えておきましょう」とし、マイナビ転職エージェントのガイドも「複数利用していることを伝えても、マイナスにはなりません」としています。マイナビ転職エージェントのガイドには、エージェントの側で応募企業が重ならないよう調整してくれる場合もあると書かれています。
マイナビ転職エージェントのガイドが例に挙げている伝え方は、「現在、ほかの転職エージェントにも登録しており、いくつか求人を紹介いただいています。」で始まる文です。
同じ求人に別ルートで応募しないためには?

紹介された求人を、エージェントごとではなく1つの表に記録します。マイナビ転職エージェントのガイドは、転職エージェントごとに応募企業の一覧を作り、最新の状況をつかんでおくことをすすめています。当サイトは、それを1つの表にまとめて、会社名で重なりを見つけられるようにする形をすすめています。表の列は次のとおりです。表計算ソフトや手帳に写して使ってください。
| 会社名 | 求人名(職種) | 紹介元 | 紹介された日 | 応募した日 | 状況 |
|---|---|---|---|---|---|
| 【会社名】 | 【職種】 | 【エージェント名/直接応募】 | 【月日】 | 【月日】 | 【書類選考中/一次面接/辞退】 |
- 会社名で照らし合わせる: 求人名や職種の書き方はエージェントごとに違うので、会社名を正式名称で書いておきます。
- 紹介の段階で書く: 応募してからではなく、紹介された時点で1行足します。2社目から同じ会社を紹介されたとき、すぐ気づけます。
- 直接応募も同じ表に: 企業の採用ページから応募した会社も「直接応募」として入れます。エージェントから同じ会社を紹介されたら、すでに応募していることをその場で伝えます。
リクルートエージェントの面談のガイドは、併用を続けるなら、ほかのエージェントを経由して応募した企業の選考状況を「こまめに」共有するとよいとしています。この表があれば、面談のたびに状況をそのまま伝えられます。
2社目はいつ足し、いつ減らす?
当サイトの目安は、次の3つのどれかに当たったら2社目を足すことです。
- 1社目から届く求人が、希望の職種・技術と合わないことが続く
- 住んでいる地域や、リモートの条件に合う求人が届かない
- 行き先が社内SE やコンサルに固まり、その職種に絞った窓口で深く見たくなった
減らすのは、応募先が絞れてきたときです。マイナビ転職エージェントのガイドも、最終的には1〜2社にしぼることをすすめています。使わなくなったエージェントには、利用をやめることを伝えます。やめ方は各社のヘルプや問い合わせ窓口で確かめてください。
モデルケース: 総合型1社で始めた業務系 SE が、2社目に IT 特化を足す場合
次の流れは、2社目の足し方を説明するための架空の例です。条件は「業務系の開発で実務5年。在職中。総合型のエージェントを1社使っている」とします。
- 1社目の総合型から届く求人に、開発以外の職種が多いため、希望(開発職・使う言語・リモートの可否)を書面にして伝え直します。
- 仮に、伝え直してから2〜3週間たっても届く求人が変わらないとすると、表の「Web 系・業務系の開発」の行にしたがって IT 特化型を1社足します。
- 2社目の最初の面談で、総合型も併用していることと、すでに応募した会社を管理表から伝えます。
- 両社から同じ会社を紹介されたら、先に紹介された側か、条件の説明がくわしい側の1社だけから応募します。
この流れで、求人の紹介や内定が約束されるわけではありません。
2社目の候補は、どこから選ぶ?
上の表で自分の行が決まったら、2社目の候補を1つだけ選びます。行き先が IT エンジニアの職種(開発・インフラなど)なら IT 特化型、社内SE に決めているなら社内SE 特化型です。面談で何を聞かれるか、何を聞くかの準備は、転職エージェントの面談で聞かれることと聞くことにまとめています。
下の相談先が向いている人
- IT の実務経験があり、開発・インフラ・社内SE などの職種の希望がある人
- 1社目で届く求人が職種に合わず、IT 職に絞った窓口を2社目に足したい人
向いていない人
- エンジニアを続けるかどうかから考え直したい人 → 転職の相談先の選び方のキャリア相談
- 1社目で「紹介できる求人がない」と言われた人 → 数を足す前に理由を見分ける(転職エージェントに断られたときの行き先)
- 志望企業が決まっていて、自分で応募できる人 → エージェントを足さずに直接応募で進める道もあります(エージェントを使わない方法)
- IT の実務経験がまだない人 → 社内SE転職ナビは、経験や希望によっては求人を紹介できない場合があると公式サイトに書いています。相談先の選び方で未経験向けの相談先も見てください
PR・広告主の公式サイトへ移動します
2社目に登録すると、連絡や面談が増えて仕事と両立できないのではと迷っている人へ
2社目は職種に合う型を1つだけ足せば、増える窓口は1つで済みます。申し込む前に分かることを公式の記載から並べました
開発・インフラなど、IT エンジニアとして次の職場を探す人(IT 特化型)
- 費用
- サービスは「完全無料」と公式サイトにあります
- かかる時間
- 面談の長さ・方法(オンラインか対面か)は、確認した公式ページに記載がありませんでした
- 分かること
- 経歴とスキルセット(担当した開発・使用技術・役割)のヒアリングのあと、市場価値の査定と想定年収の提示、キャリアの方向性の整理、条件に合う求人の紹介
- 申込後の連絡
- 転職を決めていない段階でも利用でき、紹介された求人に応募するかは面談後に自分で決められると公式サイトに書かれています
行き先を社内SE・情シスに決めている人(社内SE 特化型)
- 費用
- 登録から入社決定まで、すべてのサービスが無料と公式サイトにあります
- かかる時間
- オンラインか対面の面談を選べ、平日10:00〜20:30、土曜10:00〜19:00に始められます。電話・Web の面談もあります。面談の長さの記載はありません
- 分かること
- これまでの経験をもとに、自分の強み・弱みとキャリアプランを担当者と整理する
- 申込後の連絡
- 「コンサルタントが転職を急かすことはせず」と公式サイトに書かれています。経験や希望によっては求人を紹介できない場合がある、とも書かれています
上の内容は TechGo と社内SE転職ナビの公式サイトに書かれていることです(2026年10月26日に確認)。ボタンの並びは評価の順位ではありません。
よくある質問
3社以上に登録してはいけない?
禁止されているわけではありません。リクルートエージェントのガイドも、余裕があれば1社ずつ増やす方法を書いています。ただ、面談・連絡・日程の調整は社数のぶん増えるので、当サイトは2社で始め、足りないと分かってから増やすことをすすめています。
転職サイトのスカウトや直接応募も、社数に数える?
当サイトは、エージェントの社数とは分けて考えています。ただし応募先の重なりは同じように起きるので、管理表には直接応募も入れてください。
同じ会社を2社から紹介されたら?
応募するのは1社からだけにします。もう1社には、別のルートで応募する予定(または応募済み)であることを伝えます。マイナビ転職エージェントのガイドには、エージェントの側で重ならないよう調整してくれる場合もあると書かれています。
出典
- リクルートエージェント「転職エージェントを複数利用する場合のデメリットは?」(記事更新日 2026年8月13日。2026年10月26日に確認)
- リクルートエージェント「転職エージェントとの面談の流れや必要な準備」(記事更新日 2026年8月12日。2026年10月26日に確認)
- マイナビ転職エージェント「転職エージェントを掛け持ちするメリット・デメリット!何社が良い?」(更新日 2026年1月22日。2026年10月26日に確認)
- マイナビ転職エージェント「転職エージェントの複数利用は伝えるべき?」(更新日 2026年5月15日。2026年10月26日に確認)
- doda「転職エージェントは複数使ってもいい?」(公開日 2026年7月13日。2026年10月26日に確認)
- TechGo 公式サイト・サービスのご紹介・キャリア相談(2026年10月26日に確認)
- 社内SE転職ナビ 公式サイト(2026年10月26日に確認)
- マイナビ転職 IT AGENT(2026年10月26日に確認)
- MyVision 公式サイト・株式会社MyVision 会社概要(運営サービスと許可番号。2026年10月26日に確認)
- リクルートエージェント 公式サイト(2026年10月26日に確認)